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コラム

印刷基礎知識⑪~環境にやさしく、効率的にものづくりを!水性インクジェット方式とは?印刷工法の学習日記~

印刷基礎知識

「印刷って機械にかけたらすぐに仕上がるんじゃないの?」
印刷の基本のキも知らなかった新入社員が、ヤマックスで学んだ印刷知識を【印刷基礎知識コラム】にて発信しております。

これまで、【印刷専門用語】【色・色彩】【物性試験】【抜き型】【】【剥離紙】【印刷工法】の7つご紹介してきた同シリーズ。

今回は【印刷工法】の続編、「デジタル印刷」について学んでいきます。

学習日記

~工場にて~

ヤマックスでは、シルクスクリーン印刷、シール印刷、オフセット印刷、デジタル印刷の工法でものづくりを行っているよ。今回は、「デジタル印刷」について紹介しよう。 

デジタル印刷工法

今回は、水性インクジェット方式について説明しよう。
水性インクジェット方式は、ロール状の材料に印刷し、熱乾燥させてから巻き取るRoll to Rollの印刷方式のことを言うよ。

なるほど。仕上がりは、シール印刷と同じようなロールなんですね!水性インクジェット方式でも白インキは搭載されているのですか?

白インキでの印刷も可能だよ。
UVインクジェット方式と同じく、透明材や銀材にも鮮やかな色の印刷ができるので基材選定の幅も広がるね。

なるほど!材料によって、デザインの印象も変わってきますね。
シール印刷との使い分けはどのように行っているのですか?

まずは、UVインクジェット方式でも説明した“印刷版を作る必要がないのでイニシャルコストを低減できる”という点が挙げられるね。また、小ロット対応が可能だから、シールラベルを多く扱う化粧品・日用品メーカー様などでは、限定品やテストマーケティングに最適だね。

ものづくりの効率化にも貢献できるということですね!

そうだね。
最近はデジタル印刷を採用するお客様も増えてきたね。他の工法に比べて、ロス材の低減が図れるから環境にやさしいという点もポイントなのかも。普段のお客様とのやり取りから、最適な印刷工法をご提案しているよ。

これがヤマックスの提案力!
複数の工法を持っているからこそ、提案のカードもたくさんですね。

1つの工法に特化した印刷会社が多いのに、なぜヤマックスは複数の工法を扱うんだろうと思っていたのですが、工法それぞれの特長を理解して長年ものづくりを行ってきたからこそできる提案があるのですね!

今日のまとめ

今回は、デジタル印刷の水性インクジェット方式についてご紹介しました。

スクリーン印刷、シール印刷、オフセット印刷、デジタル印刷、自社で複数の工法を扱えるからこそ、お客様のご要望やお悩みに沿った幅広いご提案ができ、そしてヤマックスが大切にする「印刷技術そして創造力で人の想いをカタチにする」が実現できているのだと感じました。 今後も印刷基礎知識についてご紹介させていただきますのでお楽しみに!

印刷基礎知識シリーズはこちら


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